2017-05-07から1日間の記事一覧

日本茶の湯文化史の新研究16

今度は「景気」について。 「景気」は藤原定家の「毎月抄」に「さらん時は、まづ景気の哥とて、すがた詞のそそめきたるが」とあるように、古来の歌学における用語として頻出する言葉である。 定家は「景気」といって、人の姿や景色、心を表現する言葉などが…