2017-05-17から1日間の記事一覧

南方録と立花実山2

南方録偽書説の経緯について。 貞享三(一六八六)年の秋、主君である黒田三代藩主光之が参勤交代で江戸に上るのにお供をした折、瀬戸内海の蒲刈という所に停泊していたところ、「京都何某方」から船中に宛て書状が届いた。 「利休秘伝の茶湯の書五巻を所持す…