呈茶

  • お茶が点て出しか、それともお点前をきちんと見せてくれるか。
  • どうでもいい数茶碗か、それなりにいい茶碗か。

これが呈茶を評価する基準である。

観光地
寺や茶室等、観光客がくる場所での呈茶は、基本的に点て出し/数茶碗である。普通は窓口スタッフが点てるのでお点前を見せられないし、お作法を知らないかもしれない客に出すし、一度にめちゃめちゃお客さんが来るかもしれない。これじゃいい茶碗は使えない。こういった呈茶は「いい場所で一服できて良かったね」という面で評価するしかない。
茶道の流派主催
裏千家茶道資料館の様な常設を除き、期間限定での流派主催の呈茶や、献茶式関係が該当する。間違い無くお点前をじっくりみせてくれる。茶碗に関しては数茶碗であったり、いい茶碗だったりする。これはもう各流派の心意気次第である。問題はいつどこで開かれるかの情報蒐集が結構難しい事だ。
茶道具系美術館
基本的には点て出しである。ごく一部でお点前を見せてもらえる美術館があるらしい。茶碗はある程度いいものを出してもらえる事もある。ごく一部でかなりいい茶碗を出してくれる美術館があるらしい。


…さて、何がいいたいかというと、

逸翁美術館の呈茶、いいらしい。行きてぇ」

って事だ。つーか絶対行く。