2007-10-15 大徳川展 名物拝見記 語るべきはただ二つ。いや三つ。 肩衝 銘「初花」 明るい飴色。釉が肩の部分で薄れ、爽やか。 肩衝 銘「新田」 微かに青に輝く部分あり。漆補修なのか窯変なのか釉なのか判然としない複雑な景色。 文琳 銘「秋野」 えらく細身の文琳。柿色で愛らしい。 流布している写真の初花は茶、新田は黒に近いのに、現物は全然違うじゃないか。 初花は愛らしく(というにはデカイが)、新田は見事と言う他ない。 何事も実見が大事だわ。 実に眼福でした。