小豆島の神懸焼

高松から小豆島経由で本州上陸。岡山経由で帰宅。

なんで変なルートなのかと言うと、秋の寒霞渓と神懸焼に興味があったから。

秋の寒霞渓。若干紅葉は終り気味。

でも、それなりに美しい赤と黄。

東京に住んでいると黄色はともかく赤く色づく葉はあまりみないのでうれしい。

ついでに名水湯舟の水を使いお点前。湯舟の水はすっきり系の味。名水としては少々物足りず。

神懸焼は楽焼。朝鮮唐津の様な釉の流れがあるのが特徴との事。

下は購入したお茶碗。

黒い釉の上に紅の釉が流れわずかに覗く緑がきれい。寒霞渓の紅葉をイメージしたものとのこと。

窯も見学させて頂く。素焼あるいは焼締を作る窯と釉薬溶かす間だけの楽の窯があった。

失礼ながら神懸焼の存在を今回の旅行計画中で知った。
お話を伺うと茶道具屋さんと相応の取り引き量のある窯との事。

いろいろ話を伺った。以前お会いした藤田登太郎さんは既に超然とされた名人。こちらは今、生活の糧に焼物を作る方。当然違った視点でいろいろ勉強になった。