おキモノを買いに

インターネットで探すと、いろんなショップがあって男の着物を買うのって、そんなに難しくなさそう。…に見える。

でも1枚目を通販で買うのはなかなかふんぎりがつかない。

質感が良く判らないし、なにより自分のサイズに合う商品なのか良く判らないから。それなりに大きい着物を扱っている(様に見える)ショップもあるにはあるが、採寸ってやっぱり難しい。そんな中で通販で着物を買うのは不安がある。

私は胸板は厚く、尻も腹も出ている、ちょっと特殊体型のデブだ。
スーツを買う時、大抵店の人が弱り果てる。

だから、少なくとも一着目の着物は実物見て買おう、と思った。

まず近場のデパートをハシゴ。

1件目。女物だけしか無かった。

2件目。男物はあったが、恐ろしく高ーい五ツ紋だけしかなかった。

3件目。「こむさでもーど」あたりのやや安い着物があるが、色もサイズも少なかった。おまけに店員がそっぽ向いてて買う気にならず。

ま、こんな感じでデパートの着物売場はイマサンぐらい。

って事でネットで調べ、大抵の男の着物系ページで推薦されてたちどり屋へ行く。店の人に「お茶のお稽古用です」と言ったところ、実に手際良く安い着物を揃えてくれた。

長着、羽織、袴、帯に小物いろいろで8万未満。もちろん安っちい。でもいいのだ。お運びなんだしすっげぇ着物着てってもしかたない。

という事で、手慣れた店で実物見せてもらうのが一番楽ちん、と思いました。

ここは履物はないので、うろうろして他の店で足袋と雪駄を買う。ついつい洋服の時同様「履物にはお金掛けてオッケー」という気分になり、3万突破。バランス悪いね、どうも。

よくよく考えると、大寄せ茶会だと履物は移動中だけのものなんだなぁ。