骨折り損
ガツン。
イテッ。
ウェイトトレーニングの途中、20キロプレートをセットしようとして、プレートとバーの間に右薬指を挟む。ちょっと爪に内出血。
あーあ、と思ったが、ジンジンする程度でそう痛くもないので無視して寝た。
翌日、爪が内出血で真っ黒。激痛である。診断は骨折。
内出血が爪と肉の間に入り込み、0.5mmばかり爪を持ち上げて固まっている。
簡単に言うと、血の霜柱。これでじわじわ生爪を剥がされている状態である。
痛くないわけが無い。
おまけにギブスしてるのでキーボードが打ちにくいったらありゃしねぇ。
何回か爪を剥がす経験をしているので、この後の展開は大体判っている。
痛んだ爪は死に、爪の下の血の固まりはカサブタになり、だんだん剥がれてくる。下から新しい爪が生えて来る。
さて、問題点。
右手にギブスをしているので、帛紗がさばけない。
水屋仕事もほとんどできない。雑巾がけとかもできない。
少なくとも次のお稽古は見てるだけーになるなぁ。
もひとつ問題点。
完全に直るまで、爪がどす黒い、汚らしい状態になる。お運びデビュー、無理かも。骨折自体は問題ない程度に直ると思うが、爪が汚いのはなー。
お運びさんに要求されるものって、要は清潔感。
指先の汚いお運びさんって最悪じゃね?