土岐美濃焼まつり

GWっつーのはなぜか日本中で陶器市が立つ。

その中で規模の大きい物として知られるのは、萩、有田そして今回行った土岐美濃焼まつりである。

出店の多くは日常食器である。が茶道具もないわけではない。茶碗がメイン。水指少々。ごくごく稀に茶入。そんな感じ。

去年はなかなかパッションを感じる催しだった。赤織部ばっか作っている作家さん、「ご飯食べるのにも使えますよー」と志野茶碗を売っている陶芸愛好家集団。オカリナを吹く美少女。古田織部が忍者と戦う謎のステージショー。

今年はあいにくの雨もあり、投げやり感。ちょっとグダグダな雰囲気だったかな。
去年いた作家さんたちも今年はいなかった気がする。オカリナを吹く美少女はいたけど。もしかするといたのかもしんないけど、雨のせいで気付かなかったのかも。傘を持っていると、テントに入りにくいから、作家さんとの距離がちと遠くなってしまうんだよね。

結局、九谷とか京都の窯元さんのとか、全然美濃じゃないものを買って帰ってしまった。

志野大好きなのだが、なまじイイ物を見すぎて、食指が動かないのだ。イイ!と思うものはやっぱそれなりの値段だったり。でもテント市で3万超える茶碗買うってのはナイよなー。

私にとって、陶器市ってのは作家さんのパッションを浴びに行く場所だと思う。

足りない食器があるわけじゃないし、そもそも足りない食器買いに岐阜まで行く理由はない。高い茶道具買いに行く場所でもない。

残念ながら、今年はパッションはあんまり感じずに帰って来たので、来年はいかないかも。