正客を選ぶ

正客の譲り合いでなかなか席が定まらない。大寄せ茶会のよくある光景である。

私は男で、しかも今回は着物なんかで行っているものだから、他のお席に伺うと、やっぱり正客に推されてしまった。

私はあらがわない事にしている。遠慮もしない。

自分の正客っぷりが良かったとはとても思えないし、思い出すと切なさを禁じ得ないが、本気で頑張ってその程度。今は仕方無いと思っている。

…もしあなたが大寄せに行った時、その辺におっさんがいるから、正客にしちゃえ!と思うかも知れない。でも、そーゆーふーに選んだおっさんが、正客にふさわしいかというと、かなーり怪しいと思ってください。

そんでも正客に推しちゃったとしたら、可哀想に思って全力でフォローしてくださいね。

あ、私はフォローしてもらいました。蓋付き菓子鉢の蓋の扱いが判んなかったんで(私を正客にした)次客さんが助けてくれましたよ。みてらんなかったんだろーなー。

ま、正客のやり方はちょっとずつ勉強するしか無いな、多分。