数寄者美術館

多くの茶道具美術館は大正昭和の数寄者邸宅がベースになっている。

五島、静嘉堂、畠山、木下、香雪…美術館として建て増し、建て直ししてあるところはいいが、さすがに老朽化も進んでいる。

根津、逸翁は改築中。にしても根津は休館が長すぎないか?3年かかる工事っていったいどんな大工事やねん?

多分老朽化という面でイチバンやばいのは昭和美術館だと思う。かなりぼろぼろである。床もやばい。階段のてすりもやばい。後藤報恩会さんの頑張りに期待したい。むずかしそうだけど。

でも、大正昭和の数寄者達の豪邸が消えて行ったり触れられなくなるのはちょっと残念でもある。建築自体もおもしろいからね。