しろがねの毛抜き

ありがたきもの。ものよく抜くるしろがねの毛抜き*1

平安の昔から、道具の善し悪しは重要だった。

別に毛抜きの話がしたいのではない。「電気ドリルにつけるでかいダイヤモンドカッター」の威力、スバラシスって事を言いたい。

この前買った急須の口を落すのに、ほんの数分の作業で大切断。
もしモーターツールの、トルクも直径も小さいダイヤモンドカッターで切っていたら何時間の手術になったか判らない。

昔、「ひょうちゃん蓋置」を作った時はモーターツール&小さなダイヤモンドカッターだったので、磁器の固さに作業がなかなか進まなかった。今なら一瞬だな。

道具。特にヤスリはその善し悪しで作業難度がかなーり変わってしまう。茶道具作りの重要アイテムなのだった。

*1:「ものよく」なのか「毛のよく」なのか気になってWEBの九大慶安本の画像調べに行った。"も"のくずし字だったが、'も'がそもそも'毛'のくずし字由来なの確証もてん。主流派は毛だ