折り畳み茶筅

野点茶筅は持ち運び便利なのだがどーにも泡が点たない。
なのでふつーの数穂を旅に持って行くのはどうだろう、と思った。

しかし数穂は茶筅筒に納めようが納めまいが長すぎて、野点籠への収まりが悪い。

という事で数穂の柄を切ってみた。

切っただけだと使えないので木工ろくろで黒檀を削って柄を作った。

組み合わすとこんな感じ。

黒檀は重いので、安定が良い。野点ての悩み、茶筅ころころがなんとかできるのがちょっと嬉しい。

ただ、茶筅に合わせて柄を削るので、茶筅がくたびれたら0から作り直しである。でもそうそう野点するわけでなし、一個の茶筅が20回持つとして、どー考えても1年は楽勝。駄目になりゃ又作り直せばいいのだ。