三井記念美術館 茶の湯の名品
入口から、見た事あるものが一杯。
数えてみれば10回目の三井だ。そろそろ三井の名品も一巡見終っちゃったかな?とか思いつつ先へ進む。
どんつきの「いつもの場所」に光悦の雨雲。
いいんだけど、いいんだけど、あー、またキミか。的な感じでついつい進んでしまう。
如庵はいつもの道具組ではなく、軸以外は卯花墻のみ。
卯花墻は存在感ありすぎて取り合わせ的に他の道具を喰っちゃうんだろうか?
そんな道具も困っちゃうな、と思うものの、そんな道具持つ予定はないのでとりこし苦労ではございますな。
ま、確かに見た事ある道具も多々あったんだけど、別に問題無し。
いいものは何回見てもいいし。
いろいろ初見のものもあった。
仁清の色絵蓬菖蒲文茶碗。片身書け残して絵付けして見込みはつるりんとしたおしゃれ茶碗。仁清、おそろしい子。
唐物肩衝、遅桜。底の造形が悪すぎないか?
佐久間面取。面取手の茶入ってはじめてみた。けっこう面白いなぁ。
須弥。つーか、十文字井戸。はじめて見た。すげえ。継いだトコで角度が変わる多角形なんだな、やっぱり。
見た事有るのもあったし、見た事ないのもあった。でも、こういう風に質と量で攻められちゃうと、既見か初見か関係なく、満足するしかねーじゃねーか。