お茶の点て方

私が持っている自流派の亭主マニュアル。36ページの冊子なのだが、

  1. どう案内を出し、
  2. どんな道具を用意し、
  3. どう掃除して準備し
  4. 懐石のそれぞれをどの順に出して、出した帰りに何引いて戻るか

なんてのを延々詳細に書いている。

ちなみに初座の挨拶、後座の挨拶の時、亭主が羽箒で茶道口を払ってから入室する、というのがちょっと面白い。手持ちぶたさん?

さて、このそれなりの分量の手順書の中で、実際にお茶を点てる所はたった一行。「点茶式常通り」この6文字だけで終り。

僕はその「常の通り」の事をこの3年お教室で学んでいるんだが…どうも学ぶべき対象が狭すぎる気がしてならないんだよね。

でも逆言うと、「常の通り」で済ます事がまだ完全じゃないってのも問題なんだよなー。