あぐらの茶

この秋、足を怪我していろいろ大変だった。

なにぜ時期が秋。つまり炉の切替期で、「炉のお点前を思い出す」というタイミングだった上に、その後に大寄せでのお点前さんが待ち構えていたんだよね。

だからいちおう稽古はしにゃならん。

でも足の裏に縫目があって正座できない、という状態。

…結局あぐらでお茶を点てました。


やってみると、あぐらでお茶ってのは無理がありました。


うしろ重心で、ひっくりかえりそう。

水指が遠い。釜も遠い。

ターンや後ろへの移動が難しい。

立ち上がるのも難しい。

なによりお腹が邪魔でした…それは俺だけか?


やっぱお茶は正座のものだなぁ、という感想でした。