茶の湯全書
主婦の友社/1959年。
一冊で茶の湯のいろいろを納めようとした、欲張りな一冊。
どれくらい欲張りか。
目次はこんな感じになっている。
- 表千家
- 基礎(すわり方〜割り稽古)
- 水屋
- 棚物
- 点前(薄茶濃茶炭)
- 特殊点前や七事式
- 裏千家
- 基礎(すわり方〜割り稽古)
- 点前(薄茶濃茶炭)
- 特殊点前や茶箱
- 棚物
- 武者小路千家
- 基礎(割り稽古)
- 点前(薄茶濃茶炭)
- 棚物点前
- 特殊点前や茶箱
- 茶会
- 懐石
- 菓子
- 道具
- 茶室茶庭
- 茶花
- 茶史
流儀は三千家中心みたいだが、執筆には遠州流もかなり協力している。三千家に絞ったのはまぁ大人の事情というか、収集つかなくなるからなんだろうな。
かなりてんこもりだが、実はてんこもりなだけでなく、斬新でもある。
それをちょいと追いかけてみたい。