茶の湯

落語に「茶の湯」というのがある。

ご隠居さんがしったかぶりしてお茶を点てようとして、青きな粉をささらでかき混ぜ、泡がないので洗剤の椋の皮*1を加える、というお話だ。

サゲがいまいち面白くないのがこの話の弱点なんだよね。

…。
…。

ま、とりあえず、点ててみたぜ。青きな粉を、ササラでな。

ムクロジは入手できんかったので中性洗剤。どうせ飲めないんだし。


さて、判った事。

  1. 青きな粉の色は抹茶に全然似ていない。
  2. 青きな粉を湯で溶いた後で洗剤を追加しても、大量の粒子が邪魔でちっとも泡立たない。
  3. 中性洗剤の香料は強くてきな粉の香りがしない

という事だ。

やってみると落語の手順では泡立たない、というのは発見だった。意外にリアリティが足りないゼ?落語家さんはもう少し勉強してください。

*1:正確にはムクロジの実の皮