一期一会

山上宗二が、そして井伊宗観がいう。

「この時はこれが最後、同じ客組、同じ道具組でも同じお茶にはならない。だからこの会を大事にしようよ」

という考え。


もし「この時」を大事にしたら「時よ止まれ、お前は美しい」って感じの最高の会が約束される、ってのならいいんだけど…。大事にしたからすばらしい会になるとは限らないよな…。


「まー今回のは今回ので、忘れましょう、うん、次回は頑張りますから」的な割り切りになってしまう事も多々ありそうな…。