新茶

夏が来て「新茶」というのぼりを見掛ける様になった。

…でもあんまりうれしくない。

放射性物質の事を考えると、むしろ新茶でない方がうれしい感じ。

今年は口切りで新茶よりも古茶の方が喜ばれる様な時代が来ちゃったんじゃないかな?とか思う。


特に静岡茶は問題だ。

私もながらく静岡茶を竹茗堂から買って来たが、「これからどーしよーかなー」なんて思っているもの。

別に竹茗堂が悪いわけではない。
と同時にこれは風評被害ではない、とも思っている。


風評被害というのは、別に問題がないはずのものが雰囲気で忌避されることだが、静岡県産のお茶に関しては「問題がないかどうか判らん…というか信用できない」からだ。静岡県の隠蔽体質があんまりすぎて、もう信用できないんだ。


とはいえ。

お茶は49%が他産地のものでも産地表示に影響がないので、きっと静岡茶は全国でひっそり、知られないまま使用されるのだろう。やれやれ。


この産地表示、なんとかならんもんか?と思っていたら、こんな法案が通っていた。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g17701006.htm


お茶の振興に予算を掛けていいよ、なんて法案が、お茶の安心を確保する法案よりも先に決まってしまうなんて…。お茶業界の体質は結構あんまりだな…。