九谷焼 吉田屋

加賀藩支藩大聖寺藩。

昨日のリストにある長流亭は、この藩の藩主休息所である。

そして大聖寺藩の領地に、九谷はある。


九谷焼の吉田屋は、大聖寺藩の支援の元、古九谷の再興を試みた。


文政の近辺では前田利以などの茶人大名を生み出した大聖寺藩。

加賀藩前田家の親戚なのに、加賀とはちょっと違う茶風が吉田屋を生み出したのかもしれない。


そしてその吉田屋窯は大聖寺の豪商、豊田伝右衛門成元が財力を投入し立ち上げたと言う。

一体あんな田舎(失礼)でなにを商って豪商になったのだろう?
なんで山代なんて不便な所に窯を移したのだろう?

九谷焼自体は私の趣味ではないが、自分の祖母が山代温泉の出なのもあり、ここの歴史に関してはちょっと気になっている。