天王寺屋 宗達他会記 天文廿年の記述より。
同十二月十一日朝 紅屋宗陽會 人數 達 宗可
一 ゐるり しやうはり
一 床 かたつき、四方盆 後ニ墨跡懸候 知愚
一 一枚板ニつるへ ほねはき
天目 茶タツ
この文章からすると、釣瓶の水指と骨吐の建水の長板二ツ置という事の様だ。
…建水を長板に飾るのはちょっと珍しいのではなかろうか?
しかしどんなお点前になるのだろう?
天目を仮置きしておいて、長板上の建水を降ろし、柄杓持って炉に向くのだろうか?
いや、中立で肩衝を床から降ろしているはずだ。置場はどこだ?
長板に飾り置きしておくのか?
でも建水と肩衝が長板に同時に載るのはどうも納得がいかん。
さっぱりわからん。