初めての茶事3 茶事にテーマを持たせる

茶事の主題はなんといっても、テーマの設定にあります。
(中略)
それでは、テーマはどうやって決めるのでしょうか。フォーマルでない、親しい間柄の客を招いて催す茶事ならば、これといった決まりはありません。強いていえば、オリジナリティを持たせることぐらいです。
オリジナリティのない茶事は、いくら亭主ががんばって道具などを準備視点も、定型にはまりやすく、往々にしてつまらない茶事になりがちです。

“初めての茶事”という本で、「なるべく無難にやってみましょう」でなく「ちょっと冒険してみましょう」的なスタートを推奨する、というのは非常に面白い。

たぶん「つまらない茶事になって二度としなくなるくらいなら、反省点のわかる失敗にして次に繋げよう。」ってことなんだと思う。慧眼である。

さらにいえば、朝茶や夜咄など、決まりの茶事のパターンに自分なりのプラスアルファを加えてみるのも、オリジナリティを出す工夫のひとつです。たとえば、夜咄の茶事に“月見”という歳時記の要素を加えて(後略)

でもなー。オリジナリティの出しかたがなー。なんというか「オリジナリティが不足」してんだよなー。