後入り三杯 あといりさんぱい
宴席におくれて来た人に、罰として続けて酒を三杯飲ませること。
別に駆け付け三杯、遅れ三杯、今入り三杯ともいう。
平安時代の酒宴遅参の罰則として、盃が「五巡後到着者可行三盃、七巡後到着者可行五盃」(西宮記)とあり、そこからきたものか。
…勉強にはなったけど、茶事に遅れて駆け付け三杯ってな事はあるんだろうか?
いや、わざわざ茶道名数事典に入れているんだから、もしかしたらあるのかも。
懐石の最中に入って来て、まずは罰杯3杯飲まされるという例が。
…幸いそういう茶事に出くわしたことはないが。
遅刻はそもそも一番ダメじゃないかなー。駆け付け三杯で許される範囲じゃないよね。