大和遠州流茶道教本5 薄茶棚物扱 丸卓飾り
水指を運ぶことなく、丸卓にのせ棚の上に飾りつける。
飾り方は六種あって、一段かざりから六段かざりまである。
一段は柄杓蓋置を丸卓上段にトの字に飾る。
二段は柄杓蓋置を丸卓上段にハの字に飾る。
三段は棗を丸卓上段に飾る。
四段は丸卓上段に棗と畳んだ帛紗。
五段は丸卓上段に棗と仕込み茶碗。仕込み茶碗には帛紗を掛ける。
六段は五段に加え、下段水指前に蓋置。さらに丸卓の柱に柄杓をもたれかけさせ、さらに水指蓋上に茶筌が起立するという総飾り。
これら棚物を使ったお点前は「ほぐし点前」と呼ばれる。
なるほど。見事なネーミング。
しかし:
六段飾りほぐし点前
茶道口にて挨拶のうえ、右手で茶巾板をもち、左手にて、建水を持って正面に座り、
茶巾板は建水上方に仮置し、(後略)
茶巾板って何?
本一冊まるまる読んでも全然わからない…。
この流派では説明するまでもない自然なものなのだろうか…。