實用茶道讀本5 紹鴎時代

紹鴎は俗名を(略)

紹鴎時代に到つて漸やく茶の効用が注意されるやうになりました。

栄西涙目。

(略)
紹鴎門の重なる人々を舉げて見ますれば左記の通りであります。

武野宗瓦 瀧新左衛門
佐久間信盛 辻玄哉
佐久間正勝 三好實休
(略)
千利休 前田玄以
長谷川宗仁 石橋良叱
(略)
今井宗久 大野道可
(後略)

佐久間信盛佐久間正勝や前田玄以に長谷川宗仁が門下扱いなのは、武野紹鴎織田信長の茶道になった説にしたがっているのだと思う。

大野道可は立花実山の岐路辨疑にしか出てこない茶人。

千利休が含まれている事も含め、俗説いろいろ取りまとめたがちゃんと検証していない感じかなー。