數寄屋建築8 川喜田邸内數寄屋

麹町上二番町、現在の一番町20番地にあった半泥子の東京別宅。


実際には息子さんに建ててあげたもので自宅ではないのだが、半泥子の東京での拠点でもあったという。

なので「極侘びの茶室」ではなく、住居の応接間兼用広間…みたいな控えめさがそれらしい。

でもこの写真で床に飾ってあるのは「不昧公遺愛の茶臼」だそうなので、やはり油断ならない。

にしても面白いトコに炉を切ってあるなぁ。
ほぼ廊下やん。


なおこの附近に現在、川喜多メモリアルビルが建っているが、こっちは映画関係の川喜多さんで関係ない。ややこしいね。