茶室の話4 ビルの内の茶庭
ビル内茶室の作り方ノウハウ。
ビルの打ちに作る茶室は普通の建て方で,組み立てればよい.
雨の心配がないから屋根や庇も形だけのものである.
ただ壁塗のとき換気をよくしないと湿気がこもって折角乾燥材を使っても,ふくれて後に裂れくることがあるのと
(略)
一酸化炭素中毒の恐れもあるので,空気調節は茶室の部分だけ自由にできるよう計画することに注意すればよい.
雨の心配がないだけでなく、屋根を支える必要がないから、構造強度もいらないと思う。
でもまぁ客が歩くとギシギシ言うのは困りますけどね。
しかし茶庭(露地)をビル内へ設けるのは元来不自然なことなので,やや工夫を要する.
まずコンクリート床を完全に防水して(略)
飛石や踏石は深く埋められないので,裏側をハツリ取った薄いものを,いかにも深く埋めたように据えること,
露地の石や砂利は形式上あるいは景観上のものということか。
しかし防水は必要なのだろうか?ビルの中の茶室では露を打たない方がいいような気がする。
植木類は6ヶ月毎に取り替えること,
日射も期待できない場所じゃ当然の処置。
でもその必要性に気づいてなかったぜ。
ビル内茶室って結構ランニングコスト掛かるのね…。