茶道入門6 懐石の次第 大寄せ

しかしここに一つの疑問が起ってくると思います。
なにを目的に寺院やデパート等で大茶会を催すかということです。
東京に例を引いてみますと、音羽護国寺、上野の寛永寺、新宿の茶道会館その他におきまして、一日に三百人から五六百人の人々が出入りして、お祭騒ぎをやっております。
このような事を年中くり返しているのが、本日の茶会の実況であります。

著者は大寄せには批判的。

そこで、なんのためにということになるのですが、これはいうまでもなく、その第一は流儀の宣伝のため、その第二は茶器を沢山所持しておる人々の名器を用いて自慢がしたいため、その三は金儲けのため、ということにあるようです。
茶は本来、独りでもって静かに喫するのが閑寂にして清浄であります。
すくなくとも心の合った同志でもって、茶三昧に浸るのが最も興趣が深いのであります。

第一の流儀の宣伝はよくわかる。
宣伝したからどうなの?と言われると困るが。


第二の名器自慢はわからない。
大寄せってたいした道具出ないんだよね?壊される可能性あるから。


第三の金儲けもわからない。
儲かるの場所貸す側だけだよ?多分。各流派潤うかなー?


あと、客は何のために行くんだろう?ってのが判んない。


有名な先生のお茶だから?

少しだけマシな道具が見れるから?


やっぱ判んねーなー。