日本の茶道の流れ

戸川宗積/大絖書房/1985年。

非常に重要な茶の湯の家筋

本筋を尊ぶ

現在に伝えれている各流派の茶の湯は、その本質において何れも変りはない。
また変るものであれば、もはやそれは茶の湯ではないということになる。
(略)
ということは珠光、紹鴎、利休、織部遠州を源流として、家筋あるいは血筋が正しく伝わり、茶の湯の本質を踏みはずすことなく、相伝されてきているかが非常に重要になる。

戸川宗積は小堀宗慶実弟

その人の言うことだと思うと非常に鼻白むものがある。

っていうか、家元本人が言うと角が立ちそうなことをお役目として言ってるよね、コレ。


利休織部はともかく遠州が源流になり得る理由は何?とか、あんたら一時期領地から絞りすぎて直訴されて失脚し、事実上断絶してるやん、とか、もやもやする。