日本の茶道の流れ3 小堀遠州の生いたち

遠州流茶道は、小堀遠州を流祖として、代々その直系によって受け継がれてきている流派である。
現在の十二世・小堀宗慶まで、嫡子が欠けることなく確実に引き継がれており、この意味では血筋争いとか跡目争いとかいった問題は、これまでに一度もなく、極めて安定した流れを形成している。

言いきりおった!


五代政峯が、どーゆーわけか分家に次男/五男を養子にやり、その結果六代目は親戚筋から養子を迎えねばならなかった。

七代目政方は五代政峯の七男だが、伏見奉行(領主ではない)として公金を私的に流用し、田沼意次の失脚後改易。

結局養子六代目の子政優が別の旗本としてお家を再興。八代目となった。

家としても断絶してるし、直系としても途絶えているんだけど…。

ちなみに、再興された旗本小堀家の扶持は三百俵。これって相当少ないんじゃないかい?
まともな茶の湯活動できたんだろうか?