閑夜茶話6 利休七哲

井伊直弼バージョン利休七哲

一 利休門人七哲

千道安 利休嫡男。初め紹安と云ふ。眠翁と號す。
天正十五年没す。歳四十二、法名道微居士

このへんは「古今茶人系譜」の引き写しらしい。

http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/wo09/wo09_01689/wo09_01689.html

残りは古田織部、織田有楽、細川三斎、蒲生氏郷、牧村兵部、瀬田掃部。

町人である、松屋さんや千家の人が数える七哲に、町人はいないのに、
井伊直弼が町人を含む七哲を採用しているのが面白い。

ちなみに、この後の部分で南坊宗啓、あとなぜか藪内紹智が利休高弟として紹介されている。
#これも古今茶人系譜と同じ。

そういえばこの二人、七哲に含まれないのはなぜだろう?
町人を含む七哲がオッケーなのであれば、有楽斎より南坊宗啓/藪内紹智の方がレベルが低かったということなのだろうか?