オークション

6月。
川越での茶道具の差押品競売に行った。

参加者は総勢200名くらい。業者は1割くらいで、後は私含めパンピー
この1割の業者が9割の商品を買って行き、パンピーの手に入るのは業者が見向きもしないカスのみ。

圧倒された。

150万開始の宗哲の棗一対が、200万、300万と上がって行き、700万を突破した。

業者だって損する取り引きはしない。おおざっぱに100万とか、200万とかつり上げて行く背後には、そんな値段でも買うお得意様がいるはず。

棗2個を800万とかで買う金持ちがいる。
茶道は一般に門戸を開いたとはいえ、やはり金がうなりを上げる世界は別に存在している、というのが良くわかった一日でした。