松江1 松江城大茶会

松江城大茶会に参加に松江へ。
濃厚な旅行だったので3回に分けて。

まずは松江に到着。早々に松江城大茶会に参加。
観光案内では「当日券があればいいね」的な扱いをされたが、行ってみれば充分買えました。

表や宗偏流に似た点前。しかし点ててくれた姐さんはえらく手が早く、なにがなんだか。
妻の目では「あまりに不調法。玄人っぽいし偉い人のコレでは?」とお怒り。
道具組は派手なだけでいまいち感心せず。菓子はそのや製「秋ノ色」イチョウ形。

  • 不昧流大円会

ふくさ右付け。捌く時に裏みたいに畳んだ所をナデナデ。
平棗の扱いで、拭く時にふわっとつつんでくるっと廻すのと、拝見に出す時刀で切り付けるようにズハっと拭くのがとてつもなく恰好良い。
妻がお次客の位置だったので万寿山窯三朝焼を横で拝見。はぜたトコが素敵でした。
一番良かったのは茶杓。遠目に見ても大振りの「雁渡し」江南軒作。すばらしい恰好良さ。
菓子は一力堂「銀杏」。求肥をひねり、焼き目でイチョウの葉を表現。かわいい。花豆の餡か?

  • 三斎流

誘導されたのをいい事にずうずうしくも正客の位置へ。妻は私が大それた場所に座ったので「空気読め」と大激怒。いいじゃん。ちゃんと会話もしてそつ無くこなしたつもりだよ。
点前はデビュー戦の姉さんで、すごく緊張していた。時々失敗があったのか後ろで見ていた大先生の顔がこわばっていて恐かった。終った時みんなで拍手。
茶杓拭きは拭いて拭いて突き抜く、自流派と似ていて見慣れた感じ。
青磁茶碗「遊山」でお点前を頂く。高台有りの天目、みたいな素敵な茶碗でした。
菓子は藤田屋の夕焼。上用なので特筆無し。

  • 羽楽流

ついでに煎茶もみてきました。全く素養が無いので正直良く判りませんでした…
煎茶のクンフー茶の様なものですが、茶籠が邪魔で点前が見えません。
あと、煎茶道の人が利休宗旦を引合に出すのはどうなんでしょう。自分に自信を持てよ。