煤竹を頂く

私の義妹は、私がいろいろ自作するのを知ってくれている。
旦那さんちに先日帰省した際、煤竹を貰ってきてくれた。
ありがたいことである。

いろりであぶられた百年ものの煤竹である。さすがに長期間薫製されただけあって、水分が抜け切っている。うかつに扱うと竹の繊維がもろもろ崩れてしまうほどだ。

直径4センチ、長さ1メートルばかりの竹1本と40センチの竹1本。

大きさ的に、花入等には小さい。茶杓には少し大きめだが、なんとかなりそう。

ただ、節の切り方の関係で5本しか茶杓用に取れなかった。

いっつも思うのだが、茶杓用に竹を割ると樋以外の部分はゴミになってしまう。
すっごいもったいない。頂きものだけになおさらだ。