濃茶と薄茶

茶道の大先輩である義母に、薄茶を差し上げた。

「あら、お濃茶用のお茶?」

確かに竹茗堂の濃茶「鳳静の昔(鵬雲斎好み)」であった。

普段から竹茗堂、なんぞという静岡茶を呑みつけている筈もないので「一般論としての濃茶と薄茶の違い」というのが判るって事なのか?

そういえば去年の夏、「OZONE夏の大茶会」で、闘茶に参加したのだが、義母は本非を見分け、あと一個で全問正解、というところまで行っていたのだった。

ベテランというのは、凄いものだなと思った。