三井記念美術館 三井家の茶箱と茶籠

三井家歴代が組んだ茶箱/茶籠の展示。去年の8月の企画展「旅」と若干かぶる。

茶籠の中のお道具を、それぞれ単一で評価しても仕方あるまい。茶籠は茶籠として評価が必要だ。なので、逆に言うと、素敵茶籠を一杯見た、としか評価できないのだ。私の語彙では。

でも、集めるだけで超大変。それはよく判った。あと、茶筅筒ばかりは作らせないとどうにもならない。やっぱな、ってな感じだ。

あと、私的にはイカス小棗を一杯見れて嬉しかった。特に小さい平棗は「そうだよね茶籠の棗は低くしたいよね」って思ったよ。いま作っている自分なり小棗はそんな感じだからね。

でもなぁ。贅沢禁止の江戸末期から動乱の幕末期。お前等いったいどんな贅沢してんだよ!超金持ちだな、オメーラ!ってな感想だ。