柄杓にキッス

先週、旭川に遊びに行った。

旭川には大雪山の伏流水が湧き出ており、男山酒造は店頭で仕込み水を汲ませてくれる。
水は若干甘めで舌触りざらりとした感じ。すっごくいい水かというと、微妙かな?

山の伏流水という意味では阿蘇の方がスケール大きく、湧き水の味としては松本の方が甘く、京都の染井程にニュートラルな味でもなかった。

ま、それはそれとして。

どうしてみんな、共有物として置いてある柄杓に直接口を付けて水を呑むんだろうか?神社でもそうだけど。

いいトシこいたオジサンオバサンが柄杓の使い方をしらないというのは嘆かわしい。茶道やってりゃこんな事はしないはず。多分相撲取りが力水を柄杓に口付けて呑む影響なんだろう。

とはいえ、茶道だって客が必ず茶の作法を弁えているとは限らないか。正客が蹲の水を柄杓に口付けて呑んじゃったらどうしよう。英国王室とフィンガーボール*1みたく、次客以降も合わせるんじゃろうか?それとも見ない振りか?

*1:類似パターンとしてナチ幹部と肉の手掴みというのもある