金地院 八つ窓の茶席

「う!高!」

金地院の八窓席を見せて頂くには、特別拝観料が掛かる。

拝観料 → 特別拝観料になるんだと思っていたので、拝観料+特別拝観料になると思っておらずちょっとびっくりしてしまった。でも一人1100円の価値は充分にある。ってか有りすぎ。

狩野尚信の襖絵。
海北友松の烏の屏風。
長谷川等伯猿猴、老松の襖絵。
雲谷等益の烏の屏風。

こういった重文クラスの絵をガラス越しではなく、息の掛かる距離で対面できる事は滅多にない。

等伯猿猴図は、牧谿の本歌を徳川で見たばかりで興味深い。

そして八窓席。

写真では見た事があった。なので写真で判らないトコ。天井とか見まくりである。

「オオ!煤竹と白竹交互に使っていてオシャレ!」

墨跡窓とかの明るさも確認しましたよ。窓が一杯有って、明るい茶席。「亭主の俺が主役だ!」的な感じ。

良かったデスヨ。

しかし寺の中に櫛型のなまめかしい窓をあけちゃう遠州って、何考えてんだろう?