大西清右衛門美術館 大西家歴代展

釜の良し悪し。それは私にはまだ良く判らないコト。

だから、イイ釜を見て目を肥せばいいんじゃないかと思ってこちらへ。

二代浄清作の鶴ノ釜を始めに、歴代の素敵釜を拝見する。

側面が切り立った釜の側面の絵って、炉に据えちゃうと見えないんじゃなかろうか?とか思いながら見る。

眼福…だったんだろうなぁ。まだ釜の善し悪しを表現する語彙がないけど。これは好き。これはそうでもない…といった程度にしかまだならない。とりあえず、初代から当代の展示があるわけだけど、当代に近付くに従い、装飾が増えて行く。なーんの装飾もなく形で勝負な昔の方が好きだな。

面白かったのはビデオ。ご当代の釜製作工程をホームビデオで淡々と撮っている。

コンコンコンコン…

釜の蓋につまみの座を付けている御様子。

コンコンコンコン…

コンコンコンコン…

コンコンコンコン…

えーい、編集とかいう概念は無いんかい?!…ある意味面白いけど。

7階と3階が展示室なんだけど、途中にある研修室の存在が気になる〜。