酒量

茶道全集巻の七 懐石篇、「酒器」佐々木三味より。

従來書いた大盃はいづれ攻め盃には相違ないが、これは相手を盛り潰すとか、下戸いぢめなぞの趣向から用ゐられる。

潰すとか下戸をいじめるとかが趣向に含まれた時代があるのか…と思うとなかなか恐ろしい。

私は経験していないが、あの謎のイベント「千鳥の盃」は、茶事入門書読む限りはどう読んでも客の人数分、亭主が盃を干す事になる様な気がする。
…大人数の茶事だと死にかねんよな。

なんかこう酒の弱い人への配慮が足りないのが日本文化の特徴の様な気がするなー。