組み炭の意味

組み炭って必要なのかなぁ。

組み炭を買って来て、それでやっとこ火を熾こす事ができて、その上でこういっちゃなんだけどさ。


多分、組み炭は湯を沸かす為に性能的に必須なものではない、と思う。
それなりの品質の炭を、適当に組み合わせれば、お湯ぐらい沸くんじゃないかなぁ。もしかすると組み炭を規則に合わせて置く事で、お湯を沸かす事がずいぶんと楽になる、のかもしれないけど。


組み炭をルールにしたがって置くのが美意識に従う、んだろうか?
それはあるかもしれない。
でも、侘び茶としては、炭が半端だったりしたのを、才覚でいい感じに並べた方が、よっぽど美意識に叶う、んじゃないかとも思うんだよね。


ああゆうめんどっちい炭を用意する事がおもてなしの心、とかいうのだろうか?ん、でもそれなら自分で炭を切らないと、おもてなしの心とは言わん気もする。


うちの流派でも炭はきれいに切ってあるのを並べる。でも、その意味合い聞けていないし、今の私には答が出せていないのです。