沸く
やっとこさ、風炉で湯が沸いた。胴炭サイズの炭を3本。途中1本継ぎ足しで1時間半。
こぽこぽと泡がたった時はめちゃめちゃうれしかったですよ!
さて、コツは2つ、いや3つ。
まず一つは炭と炭の距離。
付かず/離れず。でも付きすぎず/離れすぎず。
8mmから1cmくらいの距離に置くと、互いの熱を補完しあって、ガスを出して燃える。
これが一番強力な状態。
ただ、炭は白い灰に覆われていくので、火力が下がる。たまに炭を置きなおしたり、天地返したりした。最大火力ちかくの状態では輻射熱で火箸で炭を直すのも大変だった。
二つ目はピークの維持。
もう煮えそう、という90℃くらいの状態の時に、最大火力の状態を維持する事が大事。
90℃くらいの状態の時に火が弱くなると沸騰まで持って行けない。
20℃とかのぬるい時に最大火力を発揮してもしかたないってこと。
んで三つ目。
…釜をちょっと小さいのにする事。
しかしながら、このやり方、炭を直したり/ついだり、あんまりお点前っぽくない。
お点前の流れの中で水から沸騰まで持って行くのは無理なのかもしれないな。やっぱ水屋で沸かしとくんだろうなぁ。