「書道」の教科書

横山豊蘭実業之日本社/2008年。

正式なタイトルは"「書道」の教科書―この一冊で、書道からアートまで全部がわかる"。
叢書名は"趣味をイチからはじめたい!大人のための教科書シリーズ"である。

…長いよ。あんまりだよ。

でも、この一冊で、書道からアートまで全部が判ったよ。本当凄いよ。

インチキ墨跡ごっことかやるのに、もーすこしマシなもの書けないかと思って、入門書を探したわけさ。そしたらこれがヒットしたの。

どう筆をもって、どの方向に動かして、どう筆を寝かせると、どんな線が書けるか。

すっげぇ判りやすい。

隷書から楷書に草書、ひらがなくずし字高野切風まで書き方が触れられている。
もちろんとっても内容は浅い。でもとっても広い入口なので、最初の一冊にはいいと思う。

もちろん、本当に筆で字をうまく書くには、いい本を買う事ではなくて、練習あるのみなんだけど、ちょいとびっくりした一冊だったので御紹介を。

師匠へのお礼。ギャラリーでの記帳。茶をはじめると意外に逃げらんないんだよね、筆。