茶室の火災

白沙村荘橋本関雪記念館。

京都に行く時、行き先候補に一応はいれるけど、「でも奥さんの手捻り楽茶碗見てもなー」とか思って行かない場所。


3/30夜に茶室群が焼けてしまった。

http://hakusasonso.kyo2.jp/によると

茶室 倚翠亭は全焼、天井も火と放水により全崩落。
憩寂庵は木材部に対する被害が大きく、他は放水による壁の崩落等。

という被害状況。

25日を最後に茶室は使っておらず、原因は電気配線からの漏電。

ところがところが。

私が最初に読んだのは以下の通り:

http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200903310003.html

京都府警下鴨署によると、隣接する二つの茶室「憩寂庵(けいじゃくあん)」と「倚翠亭(いすいてい)」(いずれも1932年建造)が焼けた。茶室は30日夜に利用があったらしい。

なので、「最後に使った人、いまごろ戦々恐々としてないかな〜」と心配しておったのですが。

あと、"基本の炭点前[表千家流]",堀内宗心さんに曰く:

茶の湯で使う炉や風炉が原因で火災を起こしたという例は、おそらく、五〇〇年来、
いまだかつてないといえます。

という話もあったので、どんなメカニズムで火事に…と思っていたのですが。

駄目じゃん朝日新聞