高橋箒庵の位置付け
某古書店のホームページで、「箒のあと」の在庫があるのを発見。
行ってみた。
えらい堅い本を置いている店で、茶書らしきものほとんど見当たらず。
「高橋箒庵の『箒のあと』の在庫ありますか?」
店の人の記憶にもなく、在庫検索で調べてくれた。
「この分類ですと…そこの百貨店の社史のコーナーにないですかね?」
ええっ!いや確かに三越の人ではあるけど。
「でなきゃ財閥解体関係のコーナーに」
ええっ!いや確かに三井の人でもあるけど。でもそもそも戦前に死んでるぜ?
ま、実際には店頭ではなく倉庫にあったのですが。
高橋箒庵って、意外な切口で収集されているのかもしれない。
案外、福沢諭吉関連とかで収集されているかも。
…余談ですが、小林一三を扱う本を買う時は、茶人なのか、宝塚の人なのか、阪急の人なのかよくよく検討しないとババつかまされます。ご注意あれ。