わかりやすい茶の湯の文化
谷晃/淡交社/2005年。
この本はハイデルベルグ大学での講義ノートを整理して出版したもの。
初心者向けの本ってことになっている。
文章としては、パワーポイント資料そのままの章立て。
よくまとまってる、よくまとまってるんじゃないか、と思うんだ。
でも、頭に入って来ないんだ。
説明が多岐に渡って簡潔に書いてあるんだけど;
1 質素な景色の演出──入口・中門
露地の入口や、途中に設けられる中門は、やや低めで、ごく粗末な造りになっていていろいろな形があります。
こんだけの説明で、何を理解しろと?「わかりやすい」か?これ。
谷晃さんの本の印象って、いつも「読者がどーゆーものを読みたいかとか考えないで書いてるよなー」って感じ。
野村美術館のちょっとジャイガンスティックな展示とも重なるなぁ。
- 作者: 谷晃
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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