源喜堂書店古書目録

神保町の源喜堂書店が出している目録。

A4で178ページ。立派な本で1500円の値が付いているが、時期遅れなのか200円で売っていた。


古書もいろいろあるけれど、中には茶道具に使えそうなお軸も含まれている。


武野紹鴎消息幅 33万円。

…安。

紹鴎の消息って、茶道具屋ならいったい幾らになるのやら。


沢庵宗彭消息幅 18万円。

…安。


大心義統画賛幅 6万5千円。

あ、なんかそろそろ買えそう。


木下長嘯子短冊 1万2千円。

ヲイヲイ。


松平不昧公書幅「本来無一物」3万5千円。

安杉です。


こういう古本屋のお軸と、茶道具屋のお軸。


全然値段が違う気がするのだけれど、いったいどれくらい品質に違いがあるのだろう。


感覚的に、不相応に安い品は皆ニセモノであろう、と思う。

だから古本屋の売る安い道具はニセモノの可能性がごくごく高いと思う。

でも、茶道具屋だって、別にホンモノであると保証してくれているわけじゃない。


ぶっちゃけ、高い茶道具屋のニセモノより、安い古本屋のニセモノの方がマシな気がする。