京都 天下無双の別荘群
NHK BShiの特集番組。
野村美術館に行く途中、豪華なお屋敷があるのは気付いていた。特に何有荘は目立つもんね。
そういうお屋敷の特集。
最初は細川さんが案内する自分とこの別荘。
武家らしくひどく地味。
あとででてくる実業家達の豪勢なお屋敷に比べると、えらく実用的な感じだ。
元首相の思い出が、ちょっと厭味な金持ち話になってしまっているのは御愛嬌。
山県有朋の無鄰菴。
庭は壮大だが、若干田舎っぽい気がする。
庭が丹精こめられているのに母屋に興味が無いのがわろた。
ここは公開されていて見れるのか…。
塚本与三次の流響院。
寝殿造りがさぶい。
オキュパイドジャパンの傷跡は最近真如苑が補修。
龍村美術織物は補修しなかったって事か。こころざしの低い事よ。
…などなど、さまざまな別荘が見れる。
しかし、NHKの考える南禅寺って、水路の水中から現れたカメラが人力車を映すものなんだろうか。変なの。
さて、私が一番興味があったのは稲畑勝太郎の和楽園。
野村美術館へ行く右側にある、めちゃめちゃ目立つお屋敷。名前が何有荘になったり裁判で争ったりと、数奇な運命をたどるお屋敷である。
今の所有者はラリー・エリソン…なぬ?ラリー・エリソンかよ!
何有荘11gとか、和RAC園とかに名前変わらなきゃいいけど。
結論。
昔、どてらいお屋敷を建てまくれる程の金持ちが一杯いた、というのは良くわかった。
そして、今もなお、お屋敷を維持している程の金持ちがいるって事も、やっぱり良くわかったよ。