茶の湯古今春秋 その7 利休の点前

利休の点前の再現茶会。

といっても、利休と同時代の道具を集めただけで、どう利休の点前が再現できていたかは良く判らなかった。

でも、以下の文は注目であろう。

数江さんの説だと、利休時代の濃茶は、今のように濃くない。
江岑夏書によると、左手を膝において、右手だけで練れという。
濃茶は、織部から濃くなった。

…しまった、江岑夏書読んでねぇ。茶道古典全集の10巻をもっとらんからだけど。

片手で、茶碗を押さえもせずに練れる様なものが濃いわけがない。
というか、今の薄茶だって片手では難しいのではなかろうか?


とりあえず、石州流の和泉草読んだ感想↓でも濃茶は薄いものだった。

http://d.hatena.ne.jp/plusminusx3/20100119

だから、濃茶は、織部から濃くなったわけじゃないと思う。