霧吹き


水屋について書いた本はいくつも出ている。


でも、水屋で使う道具として霧吹きについてちゃんと書いたものが、ないような気がする。

あ、私の読む本がやたら古いというのも理由かも知んないけど。


佐々木三味さんの「水屋」の本にはさらっと触れている程度。

表千家の「水屋」の本は触れてもいない。そもそもこの本では上水道の存在すら不明瞭だけどな。


でも、今の水屋で霧吹きは欠かせない道具なんじゃないか、と思うのだ。
いまさら茶筅で露を打つ時代じゃなかろうもん。

時代と共に変遷するものは、変遷するもので、きちんと正面から扱うといいと思う。


っていうか、霧吹きのない水屋風景は正直想像もつかねーな。

あ、あと電気ポットとか、カセットコンロもな。